でん六には「喜働」という言葉があります。働くことで生まれる喜びとやりがいは、商品を通じて社会に届き、たくさんの人の笑顔を生み出す力になるという考えを表したものです。その実現のため、公正・公平、安全・健康的な労働環境のもと、従業員一人ひとりが誇りと働きがいを感じる制度をつくるとともに、多様性ある組織づくりとイノベーションを生み出す人づくりを行っていきます。
重要行動目標 | ||||||||||
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行動目標 | ||||||||||||||
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社内外との交流を行う「オープンラボ」を開設。
多様な共創が従業員のスキルとモチベーションを高め、
でん六の成長エンジンに。
国内外の大学への留学、他企業との交流制度を導入。それを通じて多様な経験と知識を身につけた人財を育成する。
業務・生産現場における情報や技術をデジタル化し、それをつなぐことによって、従業員一人ひとりが持つ能力や個々のライフスタイルに応じて多様な働き方ができる環境を作る。
会社・工場敷地内に、従業員はもちろん地域の方々も利用できる託児所や学童施設を開設。子育て世代の社員の活躍と地域の活性化に貢献する。
でん六では「労使一体の経営」という考え方のもと、早くから社員持株制度を導入するなど働きがいのある環境づくりに努めてきました。
そういった取り組みを従業員全体に広げ2020年4月、パート社員の賃金体系を見直し、同一労働同一賃金を達成しています。また、パート社員への家族手当の支給も実施しています。
でん六の工場では、3つの時間帯に分けた勤務体系を採用し、その勤務グループが協力しながらさまざまな生産効率化の取り組みを行っています。
例えば、「蔵王の森工場 豆菓子工場」では次工程グループの業務準備を実施する体制を組むことで、生産効率化による出来高アップを実現しました。そのほかにも、目標管理や受発注ルールの徹底による作業効率の向上、時間外労働の緩和に全社で取り組んでいます。
でん六製造部門では、従業員の「多能工」化に取り組んでいます。多能工とは、一人でさまざまな工程を遂行できる作業者のこと。
マルチスキルを身につけることにより全体がスキルアップ、日々の生産効率を上がり生産目標達成のための休日出勤の削減が実現しています。
「くるみん」とは、厚生労働省による子育てサポート企業を認定する制度。認定には、男性の子育て参加の措置を実施、女性の育児休業取得維持促進、年次有給休暇の取得の促進、若年者に対するインターンシップを年平均10人以上継続実施といった目標に対し、行動計画の策定とその達成が求められます。でん六では、2017年8月に認定を取得しました。
でん六では、機械化による従業員の作業負担の軽減に取り組んでいます。例えば、1985年には企業間オンライン受発注システム「EOS」を導入。FAXや電話が中心となっていた旧来の発注の割合を減らし、作業負荷の軽減とともに間違い防止・受注時間の短縮を実現しました。
また2002年には自動倉庫機能を持つ「蔵王の森新物流センター」が稼働。生産・出荷までをより正確に、スピーディーに行うことが可能となりました。そして2019年には「バタピー」生産工程にピーナッツの自動選別機を導入しています。これからも継続的に、さまざまな取り組みを進めていきます。
でん六では社員の健康促進につながる活動を積極的に行っています。その一例として、各職場で朝礼前に欠かさず、ラジオ体操を実施しています(現在はコロナ禍により休止中)。
また、制度や啓発活動でも社員を支援しており、従来から奨励されていた自転車・徒歩通勤の手当を2006年より増額、2010年からは禁煙啓発活動をスタートしました。2018年からは、産業医による社内でのインフルエンザ予防接種(費用を一部会社負担)も行っています。
そのほか、地域との連携による活動も行っています。山形県上山市との合同企画「でん六×クアオルト コラボウォーキング」を2012年より毎年開催(2020年はコロナ禍により見送り)、山形・市民交流会が主催する「山形やまがた10kmウオーキング」へも社員が参加しています。
「BCP」とは事業継続計画(Business Continuity Plan)のこと。でん六では東日本大震災の翌年2012年より、災害など不測の事態においても事業への影響を最低限に抑え、いち早く事業再開をするためのBCPを策定しています。2020年には、全従業員の一斉安否確認システムも導入しました。
また、有事の緊急管理体制移行をスムーズに実行できるように、定期的な緊急対策本部設置訓練・安否確認訓練を実施しています。併せて、各工場・各営業拠点における災害対応備品の備蓄・管理も実施しています。